- 飛行機に乗る頻度が高くなった
- 普段の自分のお買い物を少しでもお得にしたい
このように、飛行機の利用でマイルを貯めながらお得にショッピングもしたい場合には、ANAカードを賢く利用すると良いでしょう。
ANAカードは、マイルを貯めて飛行機チケットの購入やショッピングの支払いに充てるなど様々な場面で使用できるため、非常に使い勝手の良いクレジットカードです。
しかし、ANAカードの種類はとても多く、これからANAカードを検討する人にとっては一枚への絞り込みは至難の業かもしれません。
そこでこの記事では、ANAカードの種類の紹介と、目的によっておすすめのカードを紹介します。
- 2023年最新版ANAカードおすすめ10選
- ANAマイルを貯めたい人にはANAワイドゴールドカードなど目的別におすすめANAカードを解説
- ANAカードを選ぶ際にチェックすべきポイントは年会費や補償内容他
- ANAカードはANAマイルを貯めるのに最適なカード
- ANAカードは年会費以上のマイルが貯まらない点に注意
- ANAマイルを効率よく貯めるにはクレジットカード決済利用がおすすめ
- ANAカードのお得な使い方はANA SKYコインやクーポンとの交換
最後まで読むと、自身にぴったりのカードが見つかるはずです。
2023年最新版ANAカードおすすめ10選を紹介
ANAカードには比較すべき点が多いため、項目別におすすめポイントや、おすすめしたい人についてわかりやすくまとめました。
ANAカードの種類は非常に多く、全部を合わせると30種類以上もあります。
今回はその中から特におすすめのカードを10種類ほど厳選し、年会費や還元率などの内容を比較して紹介します。
フライトだけではなく、普段使いでマイルを貯めたい陸マイラーにもおすすめのカードが見つかるはずです。
還元率を優先するのか年会費を優先するのか、自身の利用目的を考えながら、参考にしてみてください。
年会費 | 還元率 | ボーナスマイル | 入会キャンペーン | |
---|---|---|---|---|
ANA一般カード (VISA・MasterCard) | 初年度無料 2年目以降:2,200円 | 0.5% | 10% | 最大11,000マイル プレゼント |
ソラチカカード | 初年度無料 2年目以降:2,200円 | 0.5% | 10% | 最大16,000マイル プレゼント |
ANA JCB一般カード | 初年度無料 2年目以降:2,200円 | 0.5% | 10% | 最大16,000マイル プレゼント |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 15,400円 | 1.0% | 25% | 最大12,000マイル プレゼント |
ソラチカゴールドカード | 15,400円 | 1.0% | 25% | 最大32,000マイル プレゼント |
ANA JCBワイドカード | 7,975円 | 1.0% | 25% | 最大17,000マイル プレゼント |
ANA JCBワイドゴールドカード | 15,400円 | 1.0% | 25% | 最大32,000マイル プレゼント |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円 | 1.0 | 10% | 最大18,000マイル相当 獲得 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 34,100円 | 1.0% | 25% | 最大65,000マイル相当 獲得 |
ANA JCBカードZERO | 5年間無料 ※5年後にANA JCB一般カードに切替 | 0.5% | 10% | 最大15,000マイル プレゼント |
ANA一般カード(VISA・MasterCard)
ANAカード初心者の利用にも適した、スタンダードなカードです。
年間6,600円で2倍コースに加入するとマイルの交換レートが倍となり、1ポイント=2マイルで交換できるため、非常にお得に利用できます。
さらに、お買い物利用200円につき1ポイント付与されるVポイントも貯められ、ANAマイルに交換も可能です。
初年度の年会費は無料であるため、試しに利用してみて継続するかを検討してもコストは無駄になりません。
普段使いにも、メインカードとしてしっかり活用したい方におすすめのカードです。
ソラチカカード
PASMOを搭載しているクレジットカードで、飛行機だけでなく、公共交通機関の利用でもポイントが貯められます。
さらに、マイル移行手数料が5,500円と通常より低額で加入できて、カード一枚で以下の3種類のポイントを貯められるお得なカードです。
- ANAマイル
- Oki Dkiポイント(※1)
- メトロポイント
※現在お持ちのPASMOの情報(定期券、チャージ残高等)を、To Me CARD
PASMOには移し替えられません。
※1:Oki Dkiポイント:JCBカードの利用金額1,000円ごとに1ポイント貯まるポイントのこと。
ANA一般カード
初年度年会費無料で、かつマイル移行手数料が10マイルコース(1,000円=10マイル)の場合5,500円と格安で利用できます。
飛行機を頻繁に利用し、マイルをコツコツ貯めながらも年会費は抑えて継続的、長期的に所持しておきたい人におすすめのカードです。
ANA VISA ワイドゴールドカード
年会費は15,400円と、一般カードと比較すると負担は大きくなります。
しかし旅行保険が付帯しており、海外旅行で最大1億円、国内旅行でも最大5,000万と手厚い補償が受けられます。
そのため、旅行時に保険料の支払いが別途必要ないのが魅力です。
さらには、年会費割引制度があるのも重要な利点でしょう。
マイ・ペイすリボを申し込んで条件を満たすと3,850円割引、リボ払いに抵抗がある場合でも、WEB明細の利用で年会費が最大1,100円割引となります。
旅行も手厚い補償で快適に楽しみつつ、年会費もお得に利用できるカードです。
ソラチカゴールドカード
ソラチカカード同様、PASMOを搭載しており、以下3つのポイントを効率的に貯められるカードです。
- ANAマイル
- メトロポイント
- OkiDkiポイント
ソラチカカードに比べてマイル移行手数料(5,500円)が無料であり、還元率と継続ボーナスが共に2倍、搭乗で25%のマイルが加算されます。
そのため、飛行機に乗る頻度が高い人にはゴールドカードがおすすめです。
ANA JCB一般カードを保有していても、重複保有が可能でマイル口座も統合されるため、公共交通機関の利用が増えた場合は追加で加入しても良いでしょう。
ANA JCBワイドカード
継続マイルやフライトボーナスマイル共に、ゴールドカードクラスのサービスを受けられるうえに、年会費が7,975円と手軽に持てるのが魅力です。
マイル移行手数料(5,500円)の支払いにより、10マイルコースに移行が可能であるため、搭乗マイルもお得に貯められます。
ANA JCBワイドゴールドカード
一般カードやワイドカードよりもワンランク上のカードで、ハワイや国内の主要空港ラウンジが無料、世界1,100箇所以上の空港ラウンジをUS32ドルで利用できる「ラウンジ・キー」サービスも付帯します。
優待サービス「JCB GOLD Service Club Off」もあるため、ルネサンスやライザップなどのスポーツクラブや映画館、美術館などもお得に利用できるのもゴールドカードならではの利点です。
さらに、楽天Edy機能が搭載されているほかEdyチャージ200円で1マイルを獲得できるため、楽天Edyユーザーに向いています。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・カードは、飛行機を利用する場合に活用できるサービスが充実しているのが特徴です。
さらに、メンバーシップ・リワードという、カード利用代金100円につき1ポイントが貯まる制度もあります。
ANAマイルはもちろん、楽天ポイントや公共料金の支払いに充てられるのです。
なんといっても、最大の特徴は国内外29空港のラウンジを、同伴者1名と共に無料で利用できる点でしょう。
軽食やお酒を楽しみながらフライトまでの時間をゆったりと過ごせるため、充実した旅行を楽しみたいという人におすすめのカードです。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・カードと異なる点として、貯めたポイントを無期限で利用できる点が挙げられます。
そのため、コツコツ継続的に大きく貯めたいという人にぴったりのカードです。
さらに、国内外29の空港ラウンジが利用が可能なうえに、国内外1,200ヶ所以上の空港VIPラウンジを家族カード利用者まで年会費無料で登録できます。
入会と継続ボーナスは一般カードの2倍であり、ボーナスマイルも25%が加算されるため、マイルも早いスピードで貯められるのです。
ANA JCBカードZERO
なんといっても、年会費が5年間無料で利用できるのが最大のメリットです。
そのうえ、還元率や搭乗ボーナスも他のカードと変わりなく利用できます。
ただし、申し込み対象は18〜29歳限定(学生不可)となります。
年会費をかけずに、とりあえずANAカードを使ってみたい人におすすめのカードです。
以下の電子マネーも利用できるため、ポイントを貯めるだけのカードとしても十分活用できます。
- 楽天Edy
- QUICPay
- ANA QUICPay+nanaco
参照元:
目的別におすすめのANAカードを解説
ANAカードは種類や項目がありすぎて、自分にぴったりのカードがわからないという人へ以下3つの目的別に、おすすめのカードを紹介します。
- とにかくANAマイルを貯めたい
- 飛行機の利用頻度が高い
- 公共交通機関をよく利用する
今回は、ANAカードの主な利用目的として挙げられる項目について紹介していきます。
上記のようにカード利用の目的は、人それぞれです。
使用頻度や目的によって選ぶカードは異なるため、自身がANAカードを利用する目的を考えながら、参考にしてみてください。
とにかくANAマイル(※)を貯めたい人にはANAワイドゴールドカード
ANAカードを持つからにはたくさんANAマイルを貯めたいという人には、ポイント還元率が高く、フライトに縛られずに効率よくポイントが貯まるカードがおすすめです。
ANAワイドゴールドカードは、マイル還元率1.0〜3.0%であるうえに、フライトボーナスマイルが25%と高めに設定してあります。
年会費こそかかるものの、マイル還元率が高い点とカード継続で毎年2,000マイルもらえる点が特徴的です。
その点を考慮すると、年間に飛行機を利用する頻度がそれほど高くなくても、十分にマイルを貯められるカードといえるでしょう。
※マイルとは、飛行機に乗った距離に応じて貯まっていく航空会社のポイントのことを指します。
貯めたマイルは、飛行機チケットとの交換や普段のショッピングの支払いに充てられます。
飛行機の利用頻度が高い人にはANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
旅行や出張など年間の飛行機の利用頻度が高い人は、思い切ってハイグレードなカードを選ぶと良いでしょう。
ゴールドカード以上であれば移行手数料は別途必要なく、マイルが2倍以上貯まるうえに、ボーナスマイルも多くもらえてお得です。
ソラチカゴールドカードは、ソラチカ(一般)カード同様PASMO搭載カードとなります。
ポイントを貯めるのも、移行するのも、旅行にも大活躍の一枚です。
年会費は15,400円と高めの設定ではあるものの、一般カードに比べて10マイルコースの利用料が無料のため、ポイントを無駄なくANAマイルに移行できます。
さらに、国内・海外旅行保険が付帯しており、海外旅行であれば最高1億円と手厚い補償がついています。
年会費を払ってでも、それ以上に受けられるメリットが大きいカードです。
公共交通機関をよく利用する人にはANA To Me Card PASMO JCB(ソラチカカード)
普段の通勤にバスや電車などの公共交通機関を利用する人には、交通系IC一体型のANAカードがおすすめです。
電車やバスの利用、オートチャージで溜まったポイントをマイルへ交換できるため、無駄なくポイントが貯められます。
ソラチカカードは、上述の通りPASMO機能が搭載されている種類のカードであり、東京メトロの電車やPASMO電子マネーの利用でメトロポイントを貯められます。
さらに、このポイントもマイルへの交換が可能です。
フライトでも普段使いでも、効率よくポイントを貯めたいという人にはぴったりのカードです。
ANAカードを選ぶ際にチェックすべきポイントは年会費や補償内容他
種類がとにかく多いANAカードですが、自分に合ったカードを選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介します。
- 年会費
- マイルの貯まりやすさ
- ボーナスマイルの量
- 補償内容
ANAカードは他のクレジットカードと同様、ステータスが高いほど還元率やサービスが充実する傾向にあります。
ただし、あまり飛行機を利用しない人や年間のカード利用額が少ない場合には、年会費がもったいないと感じる人もいるでしょう。
しかし、以上の点を押さえられていると、自分の目的に合ったぴったりのカード選びができるはずです。
年会費と利用額のバランスを確認
ANAカードは種類がたくさんあるように、年会費もそれぞれ異なります。
あまり飛行機を利用しない人であれば、トータルの年間利用額が少なく、年会費の支払いで赤字になってしまう可能性さえあるのです。
ANAカードの利用頻度をしっかりと吟味し、フライトでポイントやマイルを貯められそうにない場合は、少しでも年会費が低額で済むANAカードを選ぶと良いでしょう。
マイルの貯まりやすさはカードによって異なる
せっかくANAカードを持つのであれば、マイルの貯まりやすさには注目したいところです。
例えば、還元率が0.5%と1%のクレジットカードでは、同じ金額を支払っても貯まるポイントやマイルは2倍になります。
マイルの還元率が高いと、支払いにもお得に利用可能ですが、還元率が高いほど年会費も高い傾向にあります。
そのため、申し込み前に一度利用頻度を確認したうえで、年会費とのバランスを見てからの選択が重要です。
ボーナスマイルの量はプレミアムクラスが最も多く獲得できる
ANAカードには、通常フライトマイルに加えてANA便に搭乗するたびにもらえるボーナスマイルがあります。
ANAカードのステータスが上がるほど、多くのボーナスマイルを獲得できる仕組みです。
基本的には、ボーナスマイルは以下の計算式で算出されます。
ボーナスマイル=区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×搭乗ボーナス(%)
対象カード | ANA搭乗便ごとのボーナスマイル |
---|---|
ANAカード一般 | 10% |
ANAワイドカード | 25% |
ANAゴールドカード | 25% |
ANAカードプレミアム | 50% |
参照元:
上記のように、ANA一般カードとANAカードプレミアムを比較すると、ボーナスマイルに40%もの差があるのがわかります。
例えば、同じ東京〜札幌間のフライトでも一般カードであれば往復で1,122マイル貯まるところが、プレミアムカードでは1,530マイル貯まります。
そのため、頻繁にANA便を利用するという人には、年会費をかけてでもステータスの高いANAカードがおすすめです。
補償内容はプレミアムクラスが最も充実
通常のクレジットカードには付帯していない、旅行保険の内容について事前の確認も重要です。
飛行機を利用して各地へ行くと考えると、何らかのアクシデントに巻き込まれる可能性は普段より高くなります。
そのための備えとして、ANAカードには以下の補償がついています。
カードランク | 海外旅行 | 国内旅行 |
---|---|---|
ANA一般カード (JCBカードZEROを除く) | 最高1,000万円 (アメリカン・エキスプレス・カードは3,000万円) | なし (アメリカン・エキスプレス・カードは2,000万円) |
ANAワイドカード | 最高5,000万円 | なし |
ANAワイドゴールドカード | 最高1億円 (VISA、Masterは5,000万円) | 最高5,000万円 (ダイナースのみ1億円) |
ANAカードプレミアム | 最高1億円 | 最高1億円 |
いずれのカードも、自ら旅行保険に入る必要がないほど手厚い補償となっています。
さらに、ANAカードの旅行保険は基本的に自動付帯で、持っているだけで保険適用の対象となります。
そのため、必ずしも出発前にANAカードを利用する必要はありません。
※ANAアメリカン・エキスプレス・カード、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは利用付帯となります。
飛行機の利用頻度も少なく、ほとんど旅行に行かないという人は、補償額の低いカードを選んで年会費を低額に抑えるのも賢い選び方といえます。
ANAカードを利用するうえでの利点はANAマイルを貯めやすいこと他4点
ANAカードは様々な特典やサービスが付帯しており、非常に利便性の高いカードです。
- ANAマイルを貯めやすい
- ボーナスマイルがもらえる
- マイルの使い道が豊富
- 旅行傷害保険が自動付帯
上記のように、ANAカードを所持するうえでの利点は非常に多くあります。
ANAカードの利点を知っていると、さらにお得にANAカードを利用できます。
以下、より活用の幅を広げるため、ANAカードの利点を詳しく紹介していきます。
ANAマイルが効率的に貯められる
ANAカードであれば、空と陸の両方でANAマイルを効率的に貯められます。
特に、フライト時はフライトマイルとボーマスマイルの両方を貯められる点が最大の特長です。
ANAカードは一般的なクレジットカードと比較しても、0.5%〜1.0%程度の高還元率でマイルを貯められます。
仮に、年間決済額100万円(月利用80,000〜85,000円)の人であれば、それぞれ還元されるマイルは5,000〜10,000マイルほどです。
10,000マイルで、東京発-沖縄(那覇空港)間の距離を移動できます。
参照元:
公共料金や携帯料金などの固定費をANAカードで支払うように設定すると、その分までANAマイルとして貯まるため、陸マイラーの人でも効率的に貯められます。
ボーナスマイルがもらえる
上述の通り、ANAカードを利用してANA航空便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えてボーナスマイルがもらえます。
さらに搭乗ボーナスマイルとは別に、入会時や継続時にもそれぞれマイルが付与されるため、頻繁に飛行機を利用するという人であれば入会しておいて損はありません。
以下、一般カードのボーナスマイル一覧です。
入会時ボーナス | 1,000マイル |
継続時ボーナス | 1,000マイル |
搭乗時ボーナス | 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10 |
入会時と継続時ボーナスに関しては、フライトの利用に関係なく付与されます。
マイルの使い道が豊富
何といってもANAカードは、貯めたマイルが様々な場面で利用できる点が非常に魅力的です。
- 特典航空券
- 現金に交換
- 他社ポイントや電子マネーに交換
- 座席のアップグレード
- ANA利用権やSKYコインに交換
- マイル投資
なかでも、特典航空券が最もお得にマイルを利用できます。
貯めたマイルで交換できる航空券のことで、国内線と国際線いずれにも利用できます。
キャンペーンのタイミングによっては、通常10,000マイルほど必要な東京〜沖縄(宮古)間を7,000マイルで移動できることもあるのです。
※キャンペーンは変動するため、都度確認する必要があります。
参照元:
旅行傷害保険が自動付帯
ANAカードは、飛行機を利用する人におすすめというだけに、手厚い旅行保険が自動付帯されています。
持っているだけで保険が適用されるタイプのカードであるため、旅行に行く際に、保険についての調査や加入手続きの手間が省けます。
ただ、カードのランクによっては補償される範囲は異なるため、あらかじめ入会の際は内容の詳細な確認が必要です。
機内販売や空港免税店がお得に利用できる
ANAカードを利用すると、機内販売や空港免税店でお買い物をする際に、様々な割引優待が受けられます。
- 空港免税店での割引(5~10%オフ)
- 空港店舗内「ANA FESTA」での割引(5%オフ)
- 成田空港パーキング割引
- 国内線と国際線の機内販売割引(10%オフ)
- 「ANAショッピング A-style」での割引(5%オフ)
- ANAスカイホリデーやANAハローツアーなどのANA旅行商品割引(5%オフ)
上記のサービスを知っているだけで、カードの活用の幅が広がります。
ANAカードを利用するうえでの欠点は年会費以上のマイルが貯まらないこと他2点
ANAカードには様々な特典が付帯しているため、お得に利用できることは確かですが、懸念される点があるのも事実です。
- 年会費以上のマイルが貯まらない
- マイルには有効期限が設定されている
- マイル移行に手数料がかかる
とはいえ、上手な活用によって年会費以上にお得に利用できるカードもあります。
以上の点を踏まえて、ここから解決策も一緒に解説していきます。
以下の内容を確認して、本当にANAカードが必要か吟味していきましょう。
すでにANAカードをお持ちの方は、損していないかを確認する材料にしてください。
年会費以上のマイルが貯まらない
ANAカードの欠点として、利用金額によっては年会費以上にマイルを獲得できない点が挙げられます。
ANA VISA一般カードの場合、年会費は2,200円で、マイル還元率は0.5%です。
そのため、1マイル=1円で買い物のみのマイルで獲得すると考えると、少なくとも年間44万円以上の利用が必要となります。
ボーナスマイルを考慮するともう少し必要な年間利用額は下がりますが、使い方次第では年会費が割高になるため、事前に自身の使い道をよく検討しましょう。
マイルには有効期限が設定されている
ANAマイルの有効期限は、3年間(36ヶ月)と設定されています。
最後に利用した月から数えて36ヶ月後の月末に失効するとされているため、例えば2023年5月10日に利用した分は、2026年5月31日まで有効となります。
有効期限直前になってポイント移行が間に合わず、利用しきれなかったという事態を避けるため、有効期限は定期的に確認をしておきましょう。
マイル移行に手数料がかかる
ANAカードは、ポイントをマイルに移行できるのが特徴ですが、その際に手数料がかかる場合があります。
マイルを移行するには、1ポイント=1マイルの通常コースと、1ポイント=2マイルの2倍コースから選択する必要があります。
低還元率の通常コースは無料ですが、高還元率の2倍コースは年間6,600円(税込)が必要です。
ANAカードの年間利用額に応じて、年間手数料の負担が見合っているか検討すると良いでしょう。
ANAマイルはクレジットカード決済やショッピングを利用して効率的に貯める
ANAマイルは、フライトやカードのボーナスマイルなどで貯められますが、飛行機を利用しない陸マイラーの人でも効率よく貯める方法があります。
- クレジットカード決済の利用
- 交通機関の利用でポイントを貯める
- インターネットショッピングで貯める
陸マイラーの人にとっては、メインカードとして日常生活の支払いに充てるだけでポイントが貯まると、かなり節約にも繋がるうえに効率的です。
他のマイルの貯め方についても詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカード決済の利用
普段の買い物だけでなく、光熱費や電話料金、家賃の支払いなどもクレジットカード決済に設定するとまとめてポイントを貯められます。
年間決済額200万円(16万円〜17万円)の利用で、還元率0.5%とした場合には10,000マイル、1.0%で20,000マイルを獲得できます。
10,000マイルは、東京〜沖縄間の往復に必要なマイル量であるため、旅行の費用が多少抑えられると考えると非常に経済的です。
交通機関の利用でポイントを貯める
PASMOやSuicaを付帯するANAカードは、電車やバスの公共交通機関の利用で効率よくマイルを獲得できます。
PASMOを付帯するANAカードは、チャージによってマイルを獲得できます。
オートチャージに対応しているため、改札通過時や店舗での支払いの際に残高不足となり、時間を取られる心配もありません。
チャージするだけでマイルを獲得できて手軽なため、日々の通勤に公共交通機関を利用している人にはぴったりのカードです。
インターネットショッピングで貯める
ANAカードユーザーであれば、会員限定のサービスである「ANAマイレージモール」の利用によって、さらにお得にマイルを貯められます。
インターネットショッピングの際に同サイトを経由するだけでマイルを獲得できる制度で、獲得できるマイルは店舗によって異なります。
楽天市場 | 200円ごとに1マイル |
Amazon | 300円ごとに1マイル |
Yahoo!ショッピング | 300円ごとに1マイル |
参照元:
サイトを経由するだけでマイルを獲得できるため、少し手間はかかったとしても利用しない手はないでしょう。
ANAカードはSKYコインやクーポンと交換してお得に利用
ANAカードはANAマイルを貯めるのに特化したクレジットカードですが、貯めたマイルは以下のような様々な場面で使用できます。
- ANA SKYコインと交換
- 提携パートナーのクーポンと交換
- A-styleで1マイル=1円として利用
貯めたマイルが飛行機のチケットだけの利用に限られるとなると、飛行機を利用しない年は特に不便さも感じられますが、これだけ使い道があるとマイルが無駄にならずに済みます。
以下詳しく紹介していきますので、入会前に知ってさらにお得にANAカードを使いこなしてください。
ANA SKYコインと交換
ANAカードで貯めたマイルは、ANA SKYコインと交換できます。
航空券や旅行商品の購入に使える上に有効期限を延長できるのです。
ANA SKYコインの有効期限は、交換月から1年後の月末までのため、交換した時点から約1年間有効期限が延長できます。
有効期限直前になって、利用手段がなければ、ANA SKYコインに交換すると良いでしょう。
それによって、ANAマイルを失わずに済むため、お得な裏技として覚えておくと良いでしょう。
提携パートナーのクーポンと交換
ANAマイルは、ホテルやレストラン、美容院などのクーポンと交換できます。
提携パートナー店舗は約30店舗あり、使い道に迷うほどです。
有効期限までに飛行機を利用する予定がない場合でも、お得なクーポンに交換すると、貯めたポイントが無駄にならずに済みます。
A-styleで1マイル=1円として利用
A-styleは、以下の様々な商品が販売されるネットショッピングサイトです。
- グルメ
- ファッション
- 美容
ANAカードは、そのA-styleで1マイル=1円として利用できます。
さらに、ANAカードで決済した場合には、対象商品を5%オフで購入可能となっています。
通常100円につき1マイル貯まるところ、ANAカードなら3マイル貯まる点も大きな利点です。
ANAカードおすすめ10選のまとめ
本記事では、ANAカードのおすすめの種類や特徴について紹介しました。
カードの種類が多く比較が難しいため、入会を検討する際には自分のカード利用の目的を明確にする点がカード選びでは重要です。
さらに、カードの申込から発行までは最短3営業日、手元に届くまでには1週間前後の日数がかかります。
そのため、利用予定がある場合には、事前にカードの種類を検討する必要があるでしょう。
ご自身にあったカードを選んで、フライトだけでなく、日常生活の中でのメインカードとしても活用してみてください。